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樹木医学会第22回大会のお知らせ(第3報)

樹木医学会第22回大会(後援:一般社団法人 日本樹木医会,一般財団法人 日本緑化センター, 法政大学 植物医科学センター)を2017年11月11日(土)~13日(月)の3日間,法政大学小金井キャンパス(東京都小金井市梶野町)を中心に開催いたします.

1日目(特別講演会;一般公開)は,第1章として,「東京オリンピック・パラリンピックと街路樹」をテーマに, 2020年に向けた東京都における街路樹の取り組みの理念や街路樹の健康管理について,第2章では,「問題となる樹木病害虫の研究動向/防除対応」をテーマに,樹木ファイトプラズマ病・ウメ輪紋病・サクラ害虫(クビアカツヤカミキリ等)に関する最新の研究情報や対処の進め方についての講演会を開催します.これらの講演内容は,今後の学会会員・樹木医の調査・研究活動にとって有益であると考えられます.

2日目(口頭発表・ポスター発表会)は,学会会員による調査・研究の成果を発表していただきます.日頃の活動や研究成果を,この機会に報告していただき,さらに討議を深めることにより,会員相互の知識向上に役立ち,いっそうのスキルアップにつながることと期待されます.

3日目(現地検討会)は,都立代々木公園および明治神宮(東京都渋谷区)において,開園50周年を迎えた代々木公園の樹木の障害や保全の現状と課題,植樹100年を経過した「神宮の森」の造成時の将来予測と現状の比較を,ご案内いただく講師を囲み,参加者で意見交換をしていただく予定です.

1.大会日程

2017年11月11日(土)11:00~12:00理事・評議員会(ファカルティ室・会議室 南館7F)
12:00~12:50学会誌編集委員会(ファカルティ室・会議室)
13:00~13:50定期総会(マルチメディアホール 西館B1F)
14:00~17:15特別講演会(マルチメディアホール)
(樹木医CPD・造園CPD認定プログラム)
17:30~19:30情報交換会(レストラン「スエヒロ食堂」 管理棟3F)
11月13日(日) 9:00~12:00口頭発表(マルチメディアホール)
(樹木医CPD認定プログラム)
 9:30~16:00ポスター発表(遠隔地視聴覚室 西館1F)
12:00~12:40昼食・休憩
12:40~13:00特別セミナー:論文の書き方講座 No.2(マルチメディアホール)
(樹木医CPD認定プログラム)
13:00~13:10休憩
13:10~14:30ポスター発表コアタイム
(樹木医CPD認定プログラム)
14:40~15:15受賞者講演(マルチメディアホール)
(樹木医CPD認定プログラム)
15:15~17:15口頭発表<(マルチメディアホール)
(樹木医CPD認定プログラム)
11月13日(月)10:00~15:00現地検討会「都立代々木公園の樹木管理状況および明治神宮の森の視察」
(樹木医CPD・造園CPD認定プログラム)

2.特別講演会(一般公開)

*本特別講演会は樹木医CPDプログラムとして認定されました(2.5ポイント)。
*本特別講演会は造園CPDプログラムとして認定されました(3.0単位)。

11月11日(土)14:00~17:15

テーマⅠ「東京オリンピック・パラリンピックと街路樹」(座長:和田博幸氏)
講演1「東京都における街路樹の取り組みとこれから」
細川卓巳 氏(東京都建設局東部公園緑地事務所)
講演2「東京都における街路樹の健康管理」
根来千秋 氏(東京都建設局公園緑地部)
テーマⅡ「問題となる樹木病害虫の研究動向//防除対応」(座長:鍵和田聡氏)
講演1「樹木ファイトプラズマ病の病徴,診断法,および発生実態について」
大島研郎 氏(法政大学生命科学部)
講演2「ウメ輪紋病の国内初発生と産地再興に向けた取り組み」
星  秀男 氏(東京都農林総合研究センター
講演3「クビアカツヤカミキリおよびキクイムシ類によるサクラ類の被害実態」
小林 明 氏(一般社団法人日本樹木医会 東京都支部)

3.交通案内

会場:法政大学小金井キャンパス マルチメディアホール(西館地階)ほか




最寄り駅:JR 中央線「東小金井」下車,徒歩約15分
バスは東小金井駅北口よりCoCoバス(北東部循環)または京王バスで「法政大学」下車




4.研究発表プログラム

*本研究発表会は樹木医CPDプログラムとして認定されました(6.8ポイント)。

口頭発表(予鈴10分・本鈴12分・終鈴15分)

A-1 9:00~9:15
マツ枯れの発病から蔓延への移行時の病原体線虫の戦略転換
○田中 克(東大院農,学振)・相川拓也(森林総研東北)・竹内祐子(京大院農)・福田健二(東大院農)・神崎菜摘(森林総研関西)

A-2 9:15~9:30
被覆・粘着資材によるマツノマダラカミキリ脱出抑制法における材毎の集積高と脱出成功率の関係
○杉本博之(山口農林総セ)・宗野俊平(山口樹木医会)・浦野忠久(森林総研)・中村克典(森林総研東北)

A-3 9:30~9:45
善養寺影向のマツにおける病害虫の発生実態
○小谷優奈・山中智博・西村武祥・阿部貴也・多々良明夫・堀江博道(法政大植物医科)・樋口政則・藤崎幸子(江戸川区教育)・廣岡裕吏(法政大植物医科)

A-4 9:45~10:00
塩水噴霧による樹木葉の被害形態比較
○吉武 孝(元 森林総研)・鈴木 覚(森林総研)

A-5 10:00~10:15
3樹種の人工空洞円板を用いた横打撃共振法の特性検討
○山田利博(東大)・山下香菜(森林総研)・太田祐子(日大)

A-6 10:15~10:30
屋外に植栽されたケヤキの木部・師部の樹液流速の可視化
長田晃佳(筑波大)・○福田健二(東大)・寺田康彦(筑波大)

A-7 10:30~10:45
ビル風による都市緑化樹の衰退要因の解明
○難波結希・新良貴歩美・石井弘明(神戸大院農)

A-8 10:45~11:00
都市部の人を森林へ誘うための試み
○前田雄一(樹木医)・矢部 浩(鳥取県林試)・小山 敢(鳥取県農林水産部)・中村徳和(鳥取県八頭振興局)・河合隆行(鳥取大)

A-9 11:00~11:15
クロマツに寄生するCryphodera brinkmaniの形態および同定・診断
○平田賢司・稲橋直樹・西尾 健(法政大植物医科)

A-10 11:15~11:30
愛知県におけるベイトトラップを用いたクビアカツヤカミキリの捕殺事例
○岩下幸平・中島寛文・石田 朗・栗田 悟(愛知県森林・林業技術セ)

A-11 11:30~11:45
ニホンジカの生息および被害の情報収集システムの開発と運用
○石田 朗・釜田淳志・栗田 悟(愛知県森林・林業技術セ)・江口則和(愛知県新城設楽農林水産事務所)・中西敬宏・佐藤亮介(㈱マップクエスト)

A-12 11:45~12:00
Cycas necrotic stunt virusの媒介線虫に関する調査
○稲橋直樹・松浦卓也・石原加奈子・丸山千尋・平田賢司・川合 昭・西尾 健(法政大植物医科)

特別セミナー 12:40~13:00
すぐに役立つ,速報・症例事例・論文の書き方講座(その2)
○黒田慶子(神戸大院農)

受賞講演(学会賞) 14:40~15:00
日本のスギ品種サンブスギに幹腐朽を引き起こすチャアナタケモドキの分類と系統
○太田祐子(日大)

受賞講演(功績賞) 15:00~15:15
緑化樹木の病害研究および植物医科学の実践
○堀江博道(法政大植医セ)

A-13 15:15?15:30
樹木類の殺菌剤適用拡大に向けた有効的・効率的な試験方法の考察
○竹内 純(東京農総研)・堀江博道(法政大植医セ)

A-14 15:30?15:45
スミパインの空中散布がCenococcum geophilumを繁栄させる?
○中島寛文・栗田 悟(愛知県森林セ)・松田陽介(三重大院生資)・肘井直樹(名大院生命農)

A-15 15:45?16:00
ホルトノキ萎黄病を引き起こすファイトプラズマの同定
○遠藤 藍(法政大植物医科)・岩渕 望・前島健作(東大院)・亀山統一(琉球大)・佐藤征弥(徳島大)・難波成任(東大院)・大島研郎(法政大植物医科)

A-16 16:00~16:15
サクラはウメ輪紋ウイルスの伝染源になるか?
○宮本侑季・原田大樹・伊藤彰伸・上村兼輔・田守 秋・松原聖斗・蝶名林春香・平栗章弘・延原 愛・川合 昭(法政大植物医科)・勝木俊雄(森林総研)・西尾 健(法政大植物医科)

A-17 16:15~16:30
デイゴ枯死に関与するFusarium solani species complexの地理的分布
○高階空也・黒田慶子・中馬いづみ・名田勝貴(神戸大院農)・後藤千明(神戸大農)・亀山統一(琉球大農)

A-18 16:30~16:45
沖縄島と石垣島のデイゴ (Erythrina variegata) 衰退木から検出されたFusarium属菌の病原性の確認
○黒田慶子(神戸大院農)・後藤千明(神戸大農)・高階空也・名田勝貴・中馬いづみ(神戸大院農)

A-19 16:45~17:00
Phyllosticta属菌によるアスナロ・ヒノキ褐色葉枯病(新称)
○服部友香子(東農大院林)・本橋慶一(東農大国際)

A-20 17:00~17:15
海外導入樹種における炭疽病の発生概要 ~ヌマミズキおよびメギ炭疽病(新称)~
○山中智博・池田友梨・小暮璃沙(法政大植物医科)・星 秀男(東京農総研)・堀江博道(法政大植物医セ)・廣岡裕吏(法政大植物医科)

ポスター発表(掲示11月12日9:00~16:00,コアタイム13:10~14:30)

P-1 ケヤキ人工腐朽材における腐朽の度合いと音の伝わり方
○岩上和磨・峯宇 巧・太田祐子(日大)・山下香菜・井道裕史(森林総研)・山田利博(東大)

P-2 ドローンを用いた樹木位置情報データの作成と樹勢評価技術の開発
○古谷孝行(フルヤ緑販)・田中(小田)あゆみ(森林総研)

P-3 国内における Tree Risk Assessment の動向(1)
○神庭正則・笠松慈久・山下得男・永石憲道・松本幸生((一社) 街路樹診断協会)

P-4 事例にみる街路樹の点検・診断の現状
○飯塚康雄・舟久保敏(国土交通省国土技術政策総合研究所)

P-5 千葉県船橋市古作町3丁目に植栽される桜並木の樹木診断
○飯塚 巧(玉川大農・生物環境システム学科)・山岡好夫(玉川大農・生産農学科)

P-6 直径30cmのケヤキ(Zelkova serrata)及びアカマツ(Pinus densiflora)材における樹木の腐朽診断機器による人工空洞の比較
○二階堂由紀・樋口裕仁(㈱樹診)・秋元信二(松村園芸㈱)・石澤伸彰(応用地質㈱)・細野哲央(千葉大院)

P-7 徳善寺のタラヨウの衰退:外観診断と土壌改良・殺菌処置
榎本恭子(榎本園)・○髙橋由紀子(森林総研)

P-8 樹木医制度黎明期における研修受講生の診断・治療に関する経験と情報
○渡辺直明(東京農工大農)

P-9 国天然記念物台風被害クスノキ幹割れ1/3剥離回復治療
○高野光利・松原 功・大木一男・石橋 亨・吉岡賢人(日本樹木医会千葉県支部)

P-10 東日本における高齢の‘染井吉野’のサイズと健全度
○勝木俊雄・長谷川絵理・岩本宏二郎(森林総研科学園)

P-11 コンパクトMRIを用いた樹幹の樹液流速分布の日変化測定
○平川雅文・市橋隆自・福田健二(東大)・寺田康彦(筑波大)

P-12 イタヤカエデとウリハダカエデの樹液溢出の比較および環境変化の観察
○米田亜沙美・岩永史子・芳賀弘和・沖田総一郎・山中典和・山本福壽(鳥取大)

P-13 スギこぶ病罹病枝の水分生理状態
○東 瑛里奈(京都府大院)・日髙知紘(京都府大・現勤務先 亀岡市役所)・上田正文(京都府大院)・田中正臣・若山 学(奈良森技セ)・谷本奈緒子(京都府大院)

P-14 菌根菌を用いたクスノキの根系再生手法について
○栗栖敏浩(㈱環境総合テクノス)・猿田年保(㈱松本微生物研究所)

P-15 東京都神代植物公園における緑化樹木病害の発生推移(1973~2017)
○堀江博道・廣岡裕吏(法政大植医セ)・小林享夫(元 森林総研)

P-16 サクラにおけるRT-PCRによるウイルス感染状況の調査
○田中大地・安井 恵・藤森晋之介・宮下佳奈・亀田大司・鍵和田聡(法政大植物医科)

P-17 Raffaelea quercivora の病原力と細胞壁分解酵素活性との関連
○鳥居正人・楠本 大・山田利博(東大演)

P-18 北海道におけるニオイヒバ衰退枯死被害と関与が疑われる担子菌
○山口岳広(森林総研北海道)

P-19 モミジバスズカケノキのがんしゅ症状について
○樋口裕仁・二階堂由紀(㈱樹診)・服部友香子(東農大)・本橋慶一(東農大)

P-20 善養寺影向のマツ葉の被害と病害虫の関係
○廣岡裕吏・小谷優奈・山中智博・西村武祥・阿部貴也・多々良明夫(法政大植物医科)・樋口政則・藤崎幸子(江戸川区教育)・堀江博道(法政大植医セ)

P-21 千葉県北東部のイヌマキ・ナギのケブカトラカミキリ被害の拡大
○松原 功・大木一男・石橋 亨・有田和實(NPO法人樹の生命を守る会)

P-22 サクラ等の外来害虫クビアカツヤカミキリの成虫ルアートラップによる誘引試験
○衣浦晴生(森林総研関西)・山本優一・城塚可奈子(大阪環農水研)・所 雅彦・加賀谷悦子(森林総研)

P-23 山梨県におけるマツノマダラカミキリの発生予察
○大澤正嗣・長谷川文(山梨県森林総合研究所)

P-24 トドマツオオアブラムシによるトドマツ若齢木の被害量の推移
○佐藤重穂(森林総研北海道)

P-25 マツノマダラカミキリと便乗するマツノザイセンチュウのステージ
○阿部 豊(NPO松くい虫®)・田畑勝洋(岐阜国際園芸アカデミー)

P-26 シロカイガラムシ類によるサクラ樹の加害と対策(事例研究)
○横山奉三郎(横山植物クリニック)

P-27 ヤマボウシにおけるキクイムシ加害症例および材内生態の観察
○平野達也(樹匠会樹木医事務所)・遠藤ゆう(縁藤造園)・半沢孝太・永野紘子・矢口行雄(東農大地域)

発表要領

<口頭発表>

1)口頭発表の講演時間は1題15分(発表12分,質疑応答3分)です.
2) パワーポイントによる講演とします.発表用ファイルは事前にWindows版PowerPoint2011で正常に表示されることをご確認下さい.講演会場にパソコンとプロジェクターを用意いたします.ファイル名は「講演番号_発表者姓」とし,「A-1_Hirooka.ppt」のように半角英数字で表記してください.ファイルはUSBメモリでお持ちください.
3) 午前中の発表者は11月12日の8:45までに,午後の発表者は11月12日の14:00までにUSBメモリを受付の担当者へお渡しください.11日も受付で受け取り可能です.発表用ファイルは大会運営委員会で責任を持って消去いたします.

<ポスター発表>

1)ポスター発表は11月12日の9:00からl6:00まで掲示します.コアタイム(13:10?14:30)には発表者は各自のポスター前に待機し,必要に応じて説明をしてください.
2) ポスター発表の掲示スペースは横85cm,縦120cm(A0サイズ)です.発表者はスペースの大きさに合わせたポスターを準備してください.
3)ポスターの貼り付けは11月12日の9:00までに行ってください.11日は11:00~13:00に開場しています.
4)会場にはピンまたは両面テープを準備いたします.

5. 大会参加費

当日受付:正会員4,000円,非会員5,000円,学生会員&学生非会員(聴講のみ無料,要旨集は1,000円)

6. その他の注意事項

本大会では,機器の展示,および物品・図書等の販売はできません.
11月12日(日)は大学内の食堂は休業です.
大学構内には駐車場はありません.

7.問合せ先

樹木医学会第22 回大会事務局
〒184-8584 東京都小金井市梶野町3-7-2
法政大学生命科学部応用植物科学科
廣岡裕吏
E-mail: (大会事務局)

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地平線に並ぶ樹木