樹木医学会への入会等のお問合せ先


会員専用ページ

大会

樹木医学会第12回大会

2007年11月30日(金)~12月1日(土) 名古屋大学

公開シンポジウム
「ブナ科樹木の萎凋枯死被害(ナラ枯れ)の研究と防除の最前線」

司会 梶村 恒(名古屋大学)
「わが国におけるブナ科樹木萎凋枯死被害(ナラ枯れ)の現状」
伊藤進一郎(三重大学)
「病原菌からみたブナ科樹木萎凋枯死被害(ナラ枯れ)研究の最前線」
山田利博(東京大学)
「カシノナガキクイムシからみたブナ科樹木萎凋枯死被害(ナラ枯れ)研究の最前線」
鎌田直人(東京大学)
「ブナ科樹木萎凋枯死被害(ナラ枯れ)防除の最前線一防除現場から」
小林正秀(京都府立大学)

樹木医学会賞受賞講演

穿孔性昆虫類の巻枯らし間伐木利用状況一施業時期による比較を中心として一
〇福田秀志(日福大)・佐野 明(三重県科技セ)・久保田祐介・鈴木啓介(日福大)
針葉変色を伴わないアカマツから羽化脱出したマツノマダラカミキリの材線虫保持数
○太田和誠・星崎和彦(秋田県立大生物資源)・中村克典(森林総研東北)蒔田明史・小林一三(秋田県立大生物資源)・真宮靖治
カシノナダキクイムシによるナラ枯れ被害対策の検討
○岡田充弘(長野県林総セ)・齊藤正一(山形県森研セ)・衣浦晴生(森林総研関西)・野崎 愛(京都林試)・山内仁人・小山泰弘・近藤道治(長野県林総セ)
ヤマツツジのヒラシマハムグリハバチによる被害
○野澤彰夫(栃木県林業センター)
山地の森林と都市近郊林における樹木内生菌相の比較
○松村愛美・橋詰洋介・福田健二(東大院新領域)
コナラ内生菌のRaffaelea quercivoraへの抑制効果
○川井彩子・竹内祐子・東 順一・二井一禎(京大院農)
落葉広葉樹個葉における被食防衛物質の局在と変動環境に対する応答
○渡邊陽子(北大FSC)北岡 哲(学振研究員)・大塚優佳(北大院農)・日向潔美(北大農)・笹賀一郎(北大FSC)・小池孝良(北大院農)
標高変化に伴うブナ葉内生菌相の変化に関する研究
○橋詰洋介・福田健二(東大院新領域)・佐橋憲生(森林総研九州)
南西諸島において異なる9種の樹木から分離された南根腐病菌(Phellinus noxius)の相互接種試験(予報)
○佐橋憲生・秋庭満輝・石原 誠・宮崎和広(森林総研九州)
Fusicoccum aesculiによるヤマボウシの葉枯被害
○青木美愛子・矢口行雄(東農大地域環境)
マンサク類葉枯症状に寄生するPhyllosticta属菌の同定と接種試験
○本橋慶一(三重大院生資)・河辺祐嗣(森林総研)・中島千晴(三重大院生資)
町田市・中野区の街路樹における腐朽菌子実体が発生したサクラ類樹体内の腐朽分布
〇清水淳子(東大新領域)・坂上大翼(東大演田無)・福田健二(東大新領域)
東京都で実施した各種樹木病害に対する薬効薬害試験
○竹内 純(東京農総研)・堀江博道(東大院農)・楠木 学(森林総研四国)
サイトカイニン利用によるサクラ切断枝の傷口ゆ合促進
○多賀正明(樹木医岐阜県支部)
学童の「心の教育」につながった樹木治療
○木村裕重・森 靖雄(森重造園土木(株))・高橋哲夫(樹木医愛知県支部)・多賀正明(樹木医岐阜県支部)

ポスター発表

クスノキ街路樹の炭疽病による葉枯れ,枝枯れ被害
讃井孝義(宮崎県林業技術センター)・黒木逸郎(宮崎県自然環境課)
ヒノキに対するCistella japonica接種とシグナル物質処理が樹脂道の形成と樹脂流出に与える影響
村上裕作・松田陽介・中西健一・伊藤進一郎(三重大院・生物資源)
フェニックス立枯れ症から分離されるFusarium oxysporumとその防除剤の検索
尾崎大祐・金子雄亮・尾崎克巳・山口健一(南九州大・院)
果樹園を汚染するニセアカシア炭疽病菌
吉無田健(東農大院農)・矢口行雄(東農大地域環境)
スギ壮齢林における溝腐病による被害実態
吉田和広(愛知県新城設楽農林水産事務所)・石田 朗(愛知県森林・林業技術センター)
シオジで発生したてんぐ巣症状にっいて
市村慶太・渡辺直明(東京農工大農)
サクラてんぐ巣病罹病部におけるTaphrina wiesneriの存在部位
山本歩・松田陽介・中西健一・伊藤進一郎(三重大院生物資源)
庭園木クロマツで発生する褐斑葉枯病の分布拡大一島根県東部での調査結果一
陶山大志(島根県中山間地域研究センター)
コナラの開芽・開葉期における葉内内生菌の感染様式
伊藤由佳・松田陽介・伊藤進一郎(三重大院生物資源)
Variation of isolated endophytic fungi from Ginkgo biloba L.
Thongsandee, W., Matsuda, Y., Ito, S. (Graduate School of Bioresources, Mie University)
カツラ衰退木の生理特性
額谷悠夏・福田健二(東大新領域)
小高のカヤの樹勢衰退原因
河辺祐嗣・軽部勲夫(森林総研)・二階堂太郎(科博筑波実験植物園)・大野啓一朗(鎌倉轡木医院)・加藤貞一(加藤林業)
横浜市小黒公園サクラ集団枯損の現況調査
清水淳子・外岡 遼(東大新領域)・池本三郎・安部鉄雄・長谷川芳男・平野達也(NPO法人自然への奉仕者・樹木医協力会)・福田健二(東大新領域)
ヒノキ人工林の強度な間伐に伴う枯損被害の発生要因
佐藤重穂・松本剛史(森林総研四国)
スギ,ヒノキ人工林の幹揺れと間伐の関係
吉武 孝・鈴木 覚・後藤義明・杉山正幸・荒井和徳(森林総研)
傷口の状態が材変色に及ぼす影響一ケヤキの人為傷害事例一
山田利博(東大千葉演)・永石憲道(東邦レオ)山下得男・小山常夫(富士植木)神庭正則(エコル)
サリチル酸,ジャスモン酸およびエチレン処理によるアテの樹脂道の人為的分化
中山正規(鳥取大農)村上祐作(三重大生物資源)・岩永史子(鳥取大農)・小谷二郎(石川県林試)・山本福壽(鳥取大農)
腐朽処理に樹木保存剤は有効か
桑田なつみ・渡辺直明(東京農工大農)
札幌市内街路樹の耐風性評価試験
中村哲世(日本樹木医会北海道支部)

樹木医学関係の展示

松枯れ防除について
中村辰巳・宮本 総(石原バイオサイエンス)

«前のページに戻る

地平線に並ぶ樹木