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大会

樹木医学会第13回大会

1. 日程

2008年11月15日(土)11:00~12:00理事・評議員会
12:00~13:00学会誌編集委員会
13:00~14:00定期総会
14:00~17:30公開シンポジウム
17:30~19:30懇親会
11月16日(日)10:00~17:00ポスター発表
10:00~12:00口頭発表
12:45~14:00ポスター発表コアタイム
14:00~15:30口頭発表
15:30~16:30ポスター発表コアタイム
11月17日(月)現地検討会

2. 会場

茨城県立県民文化センター(茨城県水戸市千波街東久保697)

3. 公開シンポジウム

「樹木医のための防除薬剤の適正な使い方」

司会 堀江博道(東京大学)
「樹木関係の登録農薬の現状と方向性,および施用上の諸問題」
 平山利隆(農林水産消費安全技術センター)
「適用拡大に向けた薬剤防除試験とその成果」
 陶山大志(島根県中山間地域研究センター)
「土壌伝染性病害,リンゴ紋羽病対策の現状」
 雪田金助(青森県農林総合研究センターりんご試験場)
「農薬散布の現状と課題」
 中山秀一((株)水庭農園)

4. 研究発表プログラム

口頭発表(予鈴10分・本鈴12分・終鈴15分)

A-1 10:00~10:15
「点と線」由来の老大木サクラ樹の移植・養生事例
○白石員一(園芸植物科学研究所)

A-2 10:15~10:30
マイコシールド樹幹注入による大磯町指定天然記念物「高麗ホルトノキ」の萎黄病治療試験
大野啓一郎(鎌倉樹木医院)・秋元俊男(日本消毒)・河辺祐嗣(森林総研)・○秋元厚(白木消毒)

A-3 10:30~10:45
天然記念物や史跡関係のホルトノキで発生しているホルトノキ萎黄病の被害実態
○河辺祐嗣(森林総研)・大野啓一郎(鎌倉樹木医院)・加藤貞一(加藤林業)・法眼利幸(和歌山県林試)

A-4 10:45~11:00
九州におけるサクラ類こぶ病の被害実態について
○石原誠(森林総研九州)・秋庭満輝・佐橋憲生(森林総研)

A-5 11:00~11:15
水面緑化試験で分かったこと
○吉武孝(森林総研)

A-6 11:15~11:30
梢端枯れをおこしたカツラ街路樹の葉の生理特性と土壌環境
○額谷悠夏・田中(小田)あゆみ・福田健二(東大院新領域)

A-7 11:30~11:45
マツノマダラカミキリは年越し枯れ木に産卵することがある
○松浦邦昭(元森林総研)・中北理(森林総研)・小林一三(前秋田県立大生物資源)・太田和誠(秋田県立大
生物資源)・真宮靖治(元森林総研)

A-8 11:45~12:00
マツ材線虫病における通水阻害進展様式の解明に向けたコンパクトMRI多点撮像法の開発
○外岡遼(東大院新領域)・梅林利弘(東大院新領域/九大院農ト福田健二(東大院新領域)

12:00~12:45 昼食・休憩
12:45~14:00 ポスター発表コアタイム

受賞講演 14:15~14:30
ソメイヨシノの枝内におけるサクラてんぐ巣病菌の越冬部位の解明
○小松雅史(森林総研)

A-9 14:00~14:15
ポプラ樹皮内におけるナラタケ菌の二段階の蔓延過程
○二反田奨・松下範久・宝月岱造(東大院農)

A-10 14:15~14:30
東京大学演習林田無試験地におけるサクラてんぐ巣病菌の遺伝子型分布
○堤真知子・松下範久・高橋由紀子・坂上大翼・宝月岱造(東大院農)

A-11 14:30~14:45
コナラ実生葉に対する優占内生菌の感染様式
○伊藤由佳・松田陽介・伊藤進一郎〔三重大院・生物資源)

A-12 14:45~15:00
神奈川県下で発見された白紋羽病菌類似の未記載種
○竹本周平(果樹研)・出川洋介(神奈川県博)・中村仁(果樹研)

A-13 15:00~15:15
茨城県のスダジイに発生した幹心腐病および根株心腐病
○高橋幸吉・中村澄夫・木村治美・海老根翔六・川上一男(日本樹木医会茨城県支部)・阿部恭久(日大森林資源)

A-14 15:15~15:30
いずみ野駅前通りサクラ並木におけるベッコウタケの分布
○清水淳子・福田健二(東大院新領域)・池本三郎(NPO樹木医協力会)

15:30~16:30 ポスター発表コアタイム

ポスター発表(掲示11月16日10:00~17:00,コアタイム12:45~14:00,15:30~16:30)


P1 菌根の有無がクロマツ苗木のマツ材線虫病の進展に与える影響
明間民央(森林総研)

P2 斜面上の位置とヒノキ根株心腐れの発生程度との関係
久林高市・森口直哉(長崎県総合農林試)

P3 白比谷公園における100年生プラタナスの木材腐朽
掘口楓太・山岡好夫(玉川大)・有賀一郎(サンコー コンサル)

P4 横浜市磯子区に生育する街路樹の木材腐朽状況調査
岡澤信一(横浜市磯子土木事務所)・山岡好夫・石丸勇介(玉川大)

P5 いずみ野駅前通りサクラ並木における根株腐朽診断法の検討
清水淳子(東大院新領域)・羽切俊勝・池本三郎(NPO樹木医協力会)・福田健二(東大院新領域)

P6 長野県南部で発生したヒノキ集団枯損被害
岡田充弘(長野県林総セ)・窪野高徳・升屋勇人・吉武孝(森林総研)・片倉正行・山内仁人・小山泰弘(長野
県林総セ)・大矢信次郎(長野県下伊那地方事務所)

P7 コブシ胴・枝枯部から発生したPleomassaria maxima
宮本陽子・鎮野宏幸(東農大地域環境)・牛山欽司(神奈川みどりの総合診療所)・矢口行雄(東農大地域環境)

P8 Endophytic Actinomycetes isolated from several organs of Quercus serrata
Watchararuethai Thongsandee (ワァチァラルタイトォーンサンディー)・Yosuke Matuda, Masafumi Shimizu and Shin-ichiro Ito (Mie Univ.)

P9 都市環境下におけるサクラてんぐ巣病の発生実態
濱野周泰・田留健介(東農大地域環境)

P10  強度な間伐を実施したヒノキ林におけるマスダクロホシタマムシの発生消長
佐藤重穂・松本剛史(森林総研四国)

P11 「鶴見のタブノキ」保全への経緯
山本洋之・矢作達彦(藤造園建設)・岡澤信一(横浜市磯子土木事務所)・山岡好夫(玉川大)

P12 文化財であるソメイヨシノの盛土30年後の移植事例
渡辺直明(東京農工大農)・黒坂登(秋田県仙北市教育委員会)

P13 踏圧防止用にU字溝を逆埋設したヤマザクラ苗の地上部・地下部の状態
江幡麻衣子・渡辺直明(東京農工大農)

P14 樹幹注入等を用いたナラ枯れ被害防除の実施例
川島大次(岩間造園)・衣浦晴生(森林総研関西)・齋藤正一(山形県森研セ)

P15 オオパヤドリギの着生,成長と水分生理特性
吉川枝里・米国美里・宮本和則・岩永史子・山本福壽(鳥取大農)

P16 ケヤキ衰退木の光合成・蒸散速度
田中(小田)あゆみ・臼杵裕之・小栗寛・野口雄二郎・寺田篤人・白川一代・大澤幸太・小島圭・福田健二
(東大院新領域)

P17 ヒノキ科樹皮の傷害樹脂道形成の人為的制御
中山正規・森脇広行(鳥取大農)・小谷二郎(石川県林試)・山本福壽(鳥取大農)

P18 フェントン反応による殺菌法について
大神邦昭(西日本短大緑地環境)

樹木医学関係の機器等の展示(11月27日9:00~16:30)

T1 松枯れ防除樹幹注入剤マツガードについて
及川夕子(株式会社三共緑化)

5. 発表要領

口頭発表
  1. 口頭発表の講演時間は1題15分(発表12分,質疑応答3分)です.  
  2. 講演には, 35mmスライド,OHP,配布資料, PCプロジェクタ等が使えますが,できるだけPC用プロジェクタを用いるようにして下さい.Microsoft Power Point for Windows (Macは不可)のインストールされたパソコンを準備致しますので,記憶媒体をご持参下さい.
ポスター発表
  1. ポスターは11月16日の10:00から17:00まで掲示します.コアタイムには各自のポスターの前に待機していただき,必要に応じて説明をしてください.
  2. ポスター発表のため,横140cm,縦250cmの大きさのスペースを用意します.発表者はスペースの大きさに合わせたポスターを準備してください.粘着テープ等は事務局で準備致します.
口頭発表
  1. 展示物は各自がお運びください.なお,会場の都合により展示に制限が付くことがありますので,あらかじめご了承ください.

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地平線に並ぶ樹木