樹木医学会会長 福田健二
今年11月に開催予定の第26回大会につきましては、昨年度、コロナ禍のために断念した鳥取大学農学部での開催に向けて、山本福壽大会担当理事のもと大会運営委員会を組織し、準備を進めてまいりました。ワクチン接種の急速な進展は明るいニュースですが、いまだ感染の終息には至っておらず、オリンピック・パラリンピック後に全国各地の感染がどのように推移するかは、予断を許さない状況です。そのため、昨年度に引き続き、今年度も鳥取大学を会場とした大会開催は困難となってしまいました。
以上の状況を踏まえて、2021年度第2回理事会(6月23日開催)において対応を検討いたしました結果、大変残念ですが、昨年に引き続き今年度もオンラインで大会を開催することに決定いたしました。なお、オンライン開催とはなりましたが、大会は現運営委員会(山本委員長)のもとで開催し、特別講演会は当初の計画通り、「鳥取県の果樹の病虫害」というテーマで3名の講演者をお迎えして行う予定です。詳細は、会誌3号(7月末日発行)および学会ホームページ、樹木医学研究の誌面等においてお知らせいたします。
鳥取での大会を楽しみにしておられた会員各位におかれましては、大変申し訳ありませんが、ご理解の上、研究発表に向けたご準備をいただきますよう、お願いいたします。
会員の皆様のご健勝と新型コロナウイルス感染症の一日も早い終息をお祈りするとともに、今後とも学会活動へのご理解、ご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。