サクラといえば主流は‘染井吉野’である.苗木の調達がしやすく,成長が早いため数十年で花見ができるサイズに成長する.しかも一斉に花開き一斉に散る姿は美しい.染井吉野は,高度成長時代に各地に植栽され,花見の名所の主役となった.現在,大径木となり高齢化した染井吉野の維持管理には課題が多い.さらに,気候変動や外来害虫の脅威にもさらされている.このようななか,染井吉野以外の様々なサクラが利用されるようになり,サクラの楽しみ方にも多様性が出始めている.本シンポジウムでは,サクラの現在と未来について,3名の専門家の方にお話しいただく.
2022年12月3日(土)14:00~17:00
日本大学2号館211教室(神奈川県藤沢市亀井野1866)
小田急線「六会日大前」徒歩5分
アクセス https://www.brs.nihon-u.ac.jp/access_map/
キャンパスマップ https://www.brs.nihon-u.ac.jp/campus_life/campus_map/
【特別講演会・研究発表会ともに参加される方】
第27回大会のウェブサイトからお申し込みください.また,所定の参加費が必要になります。詳しくは,第27回大会ウェブサイトをご覧ください.特別講演会は,web会議システムZoomのウェビナーにより,オンラインでも視聴できるようにする予定です.
【特別講演会のみ参加される方(会員限定・オンライン視聴のみ)】
第27回大会のウェブサイトからお申し込みください.参加費は無料です.
新型コロナにより会場の人数を制限しているため,特別講演会のみ参加される方はオンライン(Zoomウェビナー)でのご視聴となります。会員のみ参加できます。
1)日本のサクラの現況と気候変動の影響
勝木俊雄(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 九州支所)
2)クビアカツヤカミキリの脅威から花咲く春をまもる
加賀谷悦子(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所 森林昆虫研究領域)
3)サクラの多様性を生かした新たな名所つくり
和田博幸(公益財団法人日本花の会 花と緑の研究所)
本特別講演会は樹木医CPDおよび造園CPDの認定プログラムです.
【樹木医CPD】
2022179 特別講演会「サクラの現在と未来」 3.0単位
【造園CPD】
[ID:7235] 特別講演会「サクラの現在と未来」3.0単位
樹木医学会第27回大会運営委員会
太田祐子
e-mail: