2023年度樹木医奨励賞が岩切鮎佳会員(東京大学)と山口大輔会員(山口造園)に,樹木医学会臨症事例賞を斎藤勝男会員(日本樹木医会福島県支部)に,樹木医学会功績賞を黒田慶子会員(神戸大学)にそれぞれ授与されました。
岩切会員の受賞業績は、「暗色雪腐病菌の分類および伝播・繁殖様式の解明」,山口会員の受賞業績は「ストレスや衰退に伴う樹木の生理的・形態的特性に関する研究」、斎藤会員の受賞業績は「ウメ寄生のタマカタカイガラムシとトキワサンザシ他寄生のタマカタカイガラムシの相違」です。黒田会員の受賞業績は,「樹木医学に関する研究と後進の育成、普及啓蒙および樹木医学会への貢献」です。
12月9日の定期総会後に授賞式が行われ,佐橋憲生副会長兼表彰担当理事より岩切会員,山口会員,斎藤会員,黒田会員の業績と受賞理由の紹介があり,福田健二会長より表彰盾が贈られました。10日の午後に受賞講演会が行われました(斎藤会員は都合により,録画での受賞講演になりました)。