「第7回樹木医学会ワークショップ」を以下の要領で開催いたします.今回は樹木組織・細胞の顕微鏡観察がテーマです.樹木の微生物感染~発病~枯死への過程を理解するには,樹体組織の構造や細胞の機能を知っている必要があります.人間のお医者さんで内臓の構造や機能を知らない人はいないのと同様に,樹木医学でも診断に不可欠な基礎知識といえます.この講座では針葉樹・広葉樹の組織を光学顕微鏡で観察し,樹種による特徴を把握します.
*本ワークショップは樹木医CPDおよび造園CPDの認定プログラムです。
樹木医CPD(ポイント最大3.5)
造園CPD(単位:3.5)
樹木の胴枯性病害や萎凋病を念頭に置いて,針葉樹・広葉樹の枝や幹のプレパラートを顕微鏡で観察します.肥大成長を担う形成層,通水組織である仮道管・道管の配列,代謝に関わる柔細胞類,組織内での菌糸の分布について知り,発病要因との関係を理解します.また,材標本の肉眼・ルーペ観察と比較することにより,顕微鏡が無い現場での応用能力を高めます.
黒田 慶子 氏(神戸大学大学院農学研究科 森林資源学研究室)
2016年12月10日(土)13時~16時30分;受付12時15分~50分(予定)
神戸大学農学部D棟2F応用植物学実験室D203(神戸市灘区六甲台町1-
1;
JR六甲道駅からバス, 阪急六甲駅から徒歩15分など),駅から農学部D棟までの案内図は
25 名(申し込み先着順.受講可能かどうかはメールで連絡します) 一般4,000円,樹木医学会会員・日本樹木医会会員3,500 円,樹木医学会学生会員2,000 電子メールで
宛に,氏名,住所,携帯電話番号等の連絡先を記入してお申し込みください.締切は11月30日です.
受講人員
参加費
申込方法
* 参加費は当日受付にて徴収します.
* 万一キャンセルが必要になった場合は12月6日までにメールでご連絡ください.参加者へのお知らせ